テールゲートリフター特別教育ガイド|義務化の対象は誰?6時間講習の中身と費用
トラック後部のテールゲートリフター(パワーゲート)を使う荷役作業には、2024年2月から特別教育の受講が義務になりました。対象はドライバーだけではありません。講習の中身と費用を説明します。
誰が受講対象?
対象はテールゲートリフターを操作して荷の積み卸しを行う労働者です。トラックドライバー本人はもちろん、配送センターでゲート操作を手伝う倉庫作業者・構内作業者も、操作を行うなら対象になります。「運転はしないから関係ない」ではなく「ゲートのスイッチを触るなら対象」と考えるのが安全です。
講習の内容と時間(計6時間)
- 学科約4時間: テールゲートリフターの構造・取扱い、災害事例(挟まれ・墜落・荷崩れ)、関係法令
- 実技約2時間: 操作方法、キャスター付き荷(ロールボックスパレット)の移動を含む荷役の実際
1日で修了でき、修了試験はありません(特別教育のため)。
費用とどこで受けられるか
費用は1万〜2万円前後。陸災防の各県支部・労働基準協会・教習機関(BREXA PCT等はWeb学科対応もあり)で開催されています。事業所への出張教育や、社内で行う場合の教材提供に対応する機関もあります。エリア別の教習機関一覧から、テールゲートリフター教育の実施状況を各機関の公式サイトで確認してください。
受けないとどうなる?
未受講のまま作業させると事業者側が労働安全衛生法違反に問われます(罰則あり)。特に荷役中の挟まれ・墜落は労災の定番で、事故時に未受講が判明すると会社の責任は重大です。ドライバー・倉庫スタッフを抱える事業者は、フォークリフトや玉掛けと合わせて計画的に受講させるのが実務的です。個人としても、物流系の転職では受講済みが小さなアピールになります。
対応する教習機関
メーカー系キャタピラー九州 福岡教習センター
キャタピラーグループの登録教習機関。建機系の技能講習を幅広く実施。
協会系福岡県労働基準協会連合会
労働基準協会系の教習機関。県内各地で技能講習を開催。
民間JCフォークリフト教習センター
フォークリフト講習専門の教習センター。Webで日程確認・申込みができる。